この記事を書いた人:長谷川暢子|スピリチュアルアロマ講師
「豊かさを受け取りたい」
「お金だけではなく、愛や喜びにも満たされた人生を送りたい」
そんなときに、香りの力を借りてみるのもひとつの方法です。
香りと豊かさは、昔から深く結びついてきました。
聖書では、イエス・キリストの誕生を祝うために東方の賢者たちが捧げた贈り物として、黄金・乳香(フランキンセンス)・没薬(ミルラ)が登場します。
黄金と並んで香料が贈られていることからも、当時、香りがいかに貴重なものとして扱われていたかがうかがえます。
スピリチュアルアロマの視点では、豊かさとは単に「お金が増えること」ではありません。
愛されること、喜びを味わうこと、美しいものを楽しむこと、自分の才能を生かすこと、必要なものを受け取ること。
それらもすべて、人生の豊かさです。
この記事では、そんな豊かさを思い出したいときにおすすめのローズ・シナモン・オレンジ・ベルガモット・フランキンセンスの5つの香りと、日常への取り入れ方をご紹介します。
豊かさを呼び込むアロマ5選
| 精油 | 対応チャクラ | 豊かさのテーマ |
|---|---|---|
| ローズ | 第2・第4・第7 | 愛・美しさ・自己価値・豊かさ |
| シナモン | 第2・第3・第6 | 自己価値・物質的豊かさ・喜び・受け取る |
| オレンジ | 第2・第3 | 喜び・天真爛漫さ・楽しさ・受け入れる |
| ベルガモット | 第3・第4 | 女神性・ハートを開く・手放し・豊かさ |
| フランキンセンス | 第5・第7 | 真実・ハイヤーセルフ・手放し・使命 |
1.ローズ|「私は愛も豊かさも受け取っていい」
豊かさの香りとして、最初にご紹介したいのがローズです。
ローズのスピリチュアルなテーマは、愛、美しさ、自己価値、女性性、そして豊かさ。
ローズは第2・第4・第7チャクラと関係しますが、豊かさという視点では特に第4チャクラ=ハートとのつながりを感じます。
なぜなら、豊かさを受け取るためには、「私はそれを受け取っていい」と自分に許可することがとても大切だからです。
人から褒められても「そんなことない」と否定してしまう。
優しくしてもらうと、申し訳なくなる。
自分のためにお金や時間を使うと、罪悪感を覚える。
そんなとき、もしかすると人生から差し出されている豊かさを、自分で遠ざけているのかもしれません。
ローズが伝えてくれるのは、
「私は愛されていい。美しくていい。豊かであっていい。」
という、とてもシンプルな許可です。
スピリチュアルアロマの世界では、ローズは320MHzと、精油の中でも最も高い波動を持つ香りとして紹介されることがあります。
これは科学的に確立された精油評価の基準ではありませんが、ローズが愛や至福、高貴さを象徴する特別な香りとして扱われてきたことと重ねると、とても興味深い数字です。
2.シナモン|物質的な豊かさを受け取る
「豊かさ」というテーマがとても分かりやすく表れている香りがシナモンです。
シナモンは第2・第3・第6チャクラと関係し、私がスピリチュアルアロマで大切にしているメッセージは、
「JOY!恵みを享受しよう。」
です。

特に代表的なのが第3チャクラ。
第3チャクラは自己価値や意志、自分の人生を自分で選ぶ力と関係します。
豊かさというと、「どうすればもっとお金が入ってくるか?」ということに意識が向きがちですが、その前に大切なのが、
「私は豊かさを受け取る価値がある」
と感じられることです。
欲しいものがあっても、「私には贅沢だから」と諦める。
仕事で正当な対価を受け取ることに抵抗を感じる。
成功したり豊かになったりすると、周りから嫌われそうで怖い。
そんな思い込みがあると、自分でも気づかないうちに豊かさを遠ざけてしまうことがあります。
シナモンの甘くスパイシーで力強い香りは、「人生から差し出されている恵みを、もっと楽しんでいい」と背中を押してくれるような香りです。
なお、「シナモンが苦手だから豊かさへのブロックがある」と決めつける必要はありません。
ただ、なぜか強く抵抗を感じる香りがあったときには、「この香りから私は何を感じているんだろう?」と自分を見つめるきっかけにしてみるのも面白いと思います。
3.オレンジ|喜びを分かち合うほど豊かさが広がる
オレンジが教えてくれる豊かさは、ローズやシナモンとは少し違います。
オレンジは第2・第3チャクラと関係し、テーマは喜び・天真爛漫さ・楽しさ・受け入れること。
オレンジからのメッセージは、
「純真無垢に楽しめば、全て上手くいきます。」
豊かさというと、「何かを手に入れること」ばかり考えてしまいます。
でも本当は、すでにあるものを楽しむ力も豊かさです。
美味しいものを「美味しい!」と味わう。
好きな人と笑う。
季節を楽しむ。
面白そうと思ったことをやってみる。
小さな喜びを誰かと分かち合う。
オレンジは、そんな「人生を楽しむことを自分に許す」という豊かさを思い出させてくれます。
たくさん持っていても、何も味わえなければ豊かさは感じられません。
逆に、今ここにある小さな幸せを感じられると、人生は急に色鮮やかに見えてくることがあります。

4.ベルガモット|女神のように自分を大切に扱う
ベルガモットは第3・第4チャクラと関係し、女神性、ハートを開くこと、手放し、豊かさをテーマに持つ香りです。
ベルガモットの豊かさは、「自分自身をどんな存在として扱っているか」と深く結びついているように感じます。
自分の時間を雑に扱わない。
嫌なことを我慢し続けない。
自分の身体や心を丁寧に扱う。
本当に好きなものを選ぶ。
ベルガモットが伝える「女神性」は、特別な女性になることではありません。
自分の価値を知り、自分自身を大切な存在として扱うこと。
その在り方そのものが、豊かさを受け取る土台になるのだと思います。

5.フランキンセンス|執着を手放し、本当の豊かさへ戻る
最後にご紹介するのがフランキンセンスです。
「豊かさの香りなの?」と意外に思うかもしれません。
フランキンセンスは第5・第7チャクラと関係し、直感、ハイヤーセルフ、真実、手放しをテーマに持つ香りです。
そして古くから非常に貴重な香料として扱われ、聖書でもイエス誕生の際に黄金、没薬とともに捧げられています。
フランキンセンスのメッセージは、
「神から与えられた真実を生きる。」
私たちはときどき、「これさえ手に入れば幸せになれる」と、特定の形に強く執着してしまいます。
もっとお金が必要。
この仕事で成功しなければ。
この人に愛されなければ。
でも、それを一度手放して、
「私は本当は、どんな人生を生きたいんだろう?」
と静かに自分へ戻ってみる。
フランキンセンスは、外側の豊かさだけを追いかけるのではなく、魂が本当に望んでいる豊かさへ意識を戻してくれる香りです。
⇒ フランキンセンスのスピリチュアルな意味と効果を詳しく読む

豊かさとは「たくさん持つこと」だけではない
ここまで5つの香りをご紹介してきました。
でも、豊かさというテーマで私が一番大切だと思っていることがあります。
それは、
豊かさとは、たくさん所有することではなく、人生から差し出されているものを受け取れること。
ということです。
もちろん、お金も大切です。
素敵な家、美しい洋服、美味しい食事、旅行、好きな仕事。
物質的な豊かさを望むことを否定する必要はありません。
でも、それと同じくらい、
愛されること。
助けてもらうこと。
休むこと。
喜ぶこと。
美しいものに感動すること。
才能を使うこと。
好きな人と笑うこと。
これらも、すべて豊かさです。
豊かさは未来のどこかからやってくるだけではなく、すでに自分の周りにあるものに気づき、受け取ることから始まるのかもしれません。
豊かさを受け取れないときに見直したいこと
「豊かになりたい」と願っているのに、受け取ることには抵抗がある。
そんな矛盾を心の中に持っていることがあります。
例えば、
- お金を受け取ると申し訳ない
- 自分だけ幸せになるのは悪い気がする
- 人から何かしてもらうのが苦手
- 欲しいものを欲しいと言えない
- 成功すると人から嫌われそう
- 楽をして受け取ってはいけないと思っている
こうした気持ちが出てきたら、無理に消そうとしなくて大丈夫です。
まずは、
「私は、豊かさについてこんなふうに感じているんだな」
と気づくこと。
そして香りを感じながら、
「もし何の遠慮もいらないとしたら、私はどんな豊かさを受け取りたい?」
と、自分に問いかけてみてください。
アロマで豊かさを取り入れる3つの方法
1.玄関やリビングに心地よい香りを
玄関やリビングなど、毎日過ごす場所に、自分が「豊かだな」「心地いいな」と感じる香りを取り入れてみましょう。
ローズやオレンジ、フランキンセンスなどをディフューザーやアロマストーンで香らせるのもおすすめです。
大切なのは、香りそのものが幸運を運んでくれると考えることより、自分が心地よく過ごせる空間を作ること。
自分のために環境を整えることも、「私は豊かさを受け取っていい」という行動のひとつです。
2.「豊かさを感じる時間」と香りを結びつける
お気に入りのお茶を飲む。
ゆっくりお風呂に入る。
花を飾る。
好きな音楽を聴く。
そんな時間に、自分の好きな香りをそっと香らせてみてください。
「豊かさを引き寄せるためにやる」のではなく、
「今ここにある豊かさを味わう」
ために香りを使います。
3.豊かさを受け取る言葉を自分にかける
ローズやシナモンなど、心惹かれる香りを感じながら、こんな言葉を自分にかけてみるのもおすすめです。
私は、愛を受け取っていい。
私は、豊かになっていい。
私は、人生の喜びを楽しんでいい。
私は、人生から与えられる恵みを受け取ります。
言葉だけで自分を無理に変える必要はありません。
香りを感じながら、「私は本当にこれを許可できているかな?」と、自分の心を感じてみてください。
豊かさの香りは「一番効くもの」ではなく、今の自分が惹かれるもの
ローズ、シナモン、オレンジ、ベルガモット、フランキンセンス。
どれも豊かさにつながるテーマを持っていますが、必要な香りはその人によって違います。
愛をもっと受け取りたいならローズ。
物質的な豊かさを楽しみたいならシナモン。
人生の喜びを思い出したいならオレンジ。
自分自身をもっと大切にしたいならベルガモット。
本当に望む人生へ戻りたいならフランキンセンス。
でも、これは絶対的なルールではありません。
「なぜか今日は、この香りが気になる。」
その感覚を大切にしてみてください。
豊かさとは、誰かが決めた正解を手に入れることではなく、自分にとって本当に心地よい人生を受け取っていくことなのだと思います。
今のあなたに必要な「豊かさの香り」を見つけてみませんか?
なぜか惹かれる香りには、そのときの自分の心の状態や、これから目覚めさせたい魅力が映し出されることがあります。
「もっと愛を受け取りたい」
「自分の価値を信じたい」
「もっと人生を楽しみたい」
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この記事を書いた人|長谷川暢子
スピリチュアルアロマ講師/シータヒーリング®マスター&サイエンス。16年間、潜在意識やスピリチュアルな学びを伝え、香りを通して魂の望みを生きるためのヒントを発信しています。

