この記事を書いた人:長谷川暢子|スピリチュアルアロマ・シータヒーリング講師
「いつかアロマサロンを開いてみたい」
「好きなアロマやヒーリングを仕事にしたいけれど、何から始めればいいのか分からない」
「資格や経験はあるけれど、本当にお客様が来てくれるの?」
そんなふうに感じている方も多いのではないでしょうか。
実は私も、最初はまったく同じところから始まりました。
そして、最初からシータヒーリングのサロンを開こうと思っていたわけではありません。
もともと私が開こうとしていたのは、アロマを使ったヒーリングサロンでした。
会社員をしながらサロンオープンの準備を進め、その途中で出会ったのがシータヒーリング。
「これ、面白いかも」と学び始めたところ、オープンまでに基礎DNA、応用DNAまで受講することができ、
「だったらシータヒーリングもメニューに入れてみよう」
と思ったのが始まりでした。
こうして、最初はアロマだけの予定だったサロンが、アロマ×シータヒーリングのヒーリングサロンとしてスタートすることになったのです。

もちろん、順調なことばかりではありませんでした。
顧客0、経験0で会社を辞めたあとは、不安に押しつぶされそうになった時期もありましたし、集客がまったくうまくいかず、焦った時期もあります。
それでも、会社員をしながら約3か月かけてホームページやブログを準備し、有料モニターを募集し、一歩ずつ開業へ向けて動いていきました。
現在では開業から16年。延べ7,500名以上の方に、潜在意識やヒーリングについてお伝えしてきました。
この記事では、そんな私自身のうまくいかなかった経験も含めて、未経験からアロマ・ヒーリングサロンを開業するまでに実際にやったことをお伝えします。
私が最初に開こうとしていたのは「アロマサロン」でした
会社員として外資系IT企業で働いていた頃の私は、ITに全く興味が持てず、ただ家から近いという条件だけで職場を選んでいました。
でも周りにいるエンジニア達は、ITが大好き。
いつも楽しそうに仕事していて、心のどこかに「4年後私はここにいるのかな?」と自分の居場所のなさを感じていました。
その頃、外資系で時間に余裕もあったので、前から興味があったスピリチュアルなアロマやヒーリングを趣味として学び始めたのです。
楽しすぎて、これで起業したい!と思ったものの、「無理なんじゃないか」「経験もないし、自信もない」と後から後からできない理由ばかり浮かんできました。
そこから、香りを使っているうちにそんなネガティブな思い込みがドミノ倒しのようになくなって、「自分のアロマサロンを持とう!」と思うようになりました。
そこで、会社員を続けながら、少しずつサロン開業の準備を始めました。
サロンオープンの準備中にシータヒーリングと出会った
そんな中で出会ったのが、シータヒーリングでした。
最初から仕事にしようと思って受講したわけではありません。
「これを学んだら、自分でもスピリチュアルなセッションができるようになるなんて面白そう」
そんな好奇心から学び始めました。
基礎DNAの講座では、正直なところ、最初から何でもはっきり見えたわけではありません。
ヒーリングをしても「オレンジ色の玉しか見えないな……」ということもありました。
でも、ペアワークをしている中で、
「人の潜在意識や心の深い部分に触れていくって面白い」
と感じる体験がありました。
そのまま応用DNAまで学びを進めることができ、ちょうどアロマサロンのオープンにも間に合いました。
そこで、「アロマだけじゃなくて、シータヒーリングもメニューに入れてみよう」と思い立ったのです。
事業計画があったわけではなく、自分が好きなもの、面白いと思ったものを一つずつ取り入れていった結果、今のルブランの原型ができていきました。
顧客0、経験0で会社を辞めたあとの不安をアロマで手放した
会社を辞めてサロンを開業した直後、私は顧客0、経験0という状態でした。
頭では「一歩ずつやっていけば大丈夫」と分かっているつもりでも、実際にその状態になると、
「本当にこのままお客様が来なかったらどうしよう」
「生活していけるんだろうか」
という不安に、夜な夜な飲み込まれそうになることがありました。
会社員という安定した収入と肩書きを手放した実感が、初めて重くのしかかってきたのです。
そんなとき私を支えてくれたのが、アロマでした。
不安で頭がいっぱいになっているとき、香りを感じながら自分の内側と向き合う時間を持つことで、
「きっとうまくいく」「なんとかなる」
という感覚を少しずつ取り戻していきました。
このときに私を支えてくれた香りとの向き合い方については、フェンネルの記事で詳しくお話ししています。
→ 不安と向き合ったときのアロマの使い方はこちら(フェンネル精油の記事)
未経験からアロマ・ヒーリングサロンを開業するまでにやった3つのこと
ここからは、私が実際にゼロからサロンを始めるためにやったことをご紹介します。
1.まずは自分で体験し、技術を身につけた
サロンを開くとなると、集客やホームページのことが気になるかもしれません。
でも私がまず大切にしたのは、自分自身がその技術を好きになることでした。
アロマもシータヒーリングも、自分が体験して、
「これっていいな」
「もっと知りたい」
「すごいから、誰かにも伝えたい」
と思えるものだったから、仕事にしてみようと思えました。
資格を取ったから仕事にしなければ、ではなく、
「私は本当にこれが好き?」
という感覚はとても大切だと思います。
2.いきなり完璧を目指さず、有料モニターから経験を積んだ
サロンを始める前から、いきなり高額なメニューを作ったわけではありません。
まずは3,000円程度の有料モニターから始め、実際にお客様と向き合う経験を積みました。
ありがたいことにモニターさんが感想を送ってくださるようになり、その一つひとつが自信と実績につながっていきました。
技術も、自信も、最初から完成している必要はありません。
経験することで、少しずつ育っていきます。
当時はMixiとアメブロ、HPでモニター募集しましたが、今ならFBやインスタでしょうか。
3.好きなものを掛け合わせた
結果的に、私のサロンの特徴になったのがアロマとシータヒーリングの組み合わせでした。
でも当時、私は「競合との差別化をしなければ」と考えていたわけではありません。
もともとやりたかったアロマ。
そして、学んでみたら面白かったシータヒーリング。
自分が好きなものを両方メニューにしただけだったのです。
ところが、それが結果として、「アロマもやっているから、ここにしました」と言って選んでいただける理由になっていきました。
資格を取ると、つい「他の人と同じようにやらなければ」と思ってしまうことがあります。
でも、同じ資格を持っている人がたくさんいるからこそ、
「あなたから受けたい理由」
があることは大切です。
そのオリジナリティは、難しく考えなくても大丈夫。
好きなもの×好きなものから始めてもいいのです。
私の場合、それがアロマ×シータヒーリングでした。
最初のヒーリングサロンは手作りで始めました
最初から完成されたサロンだったわけではありません。
当時住んでいた家の一室を自分で改装して、サロンを手作りました。

最初から完璧な場所でなくても、お客様を丁寧にお迎えできる空間があれば始めることはできます。
サロンも、自分の経験と一緒に少しずつ育てていけばいいと思います。
会社員をしながら、開業3か月前から準備したこと
とはいえ、私は当時一人暮らし。
会社を辞めたら、自分の収入で生活していかなければなりませんでした。
そこで、会社員として働きながら、帰宅後や休日を使ってサロンオープンの準備を進めました。
期間は、だいたい3か月ほどだったと思います。
特に力を入れたのは、「どうやって私を見つけてもらうか」という部分でした。
私は全国から来ていただけるサロンにしたいと思っていたので、インターネットを使うことにしました。
そこで選んだのが、当時19,800円ほどの制作ソフトで自分で作ったホームページと、会社から帰ってから書き溜めたアメブロです。
今思えば、このとき書き続けた経験が、現在のブログにもつながっています。
今はもう更新してませんが、当時書いていたブログはこちらです。
集客ポータルサイトに掲載して分かったこと
開業してすぐの頃、まったく集客できませんでした。
そこで試したのが、ヒーリングサロンの集客ポータルサイトへの有料掲載です。
掲載してみると、それまでとは2日に1回ぐらいお申し込みがはいるぐらい反響があり、
「これで集客の悩みは解決した」と思いました。
ところが、その状態が続いたのは最初の1か月だけ。
そのポータルサイトは、掲載初月だけ検索結果のTOPに表示される仕組みになっていて、2か月目からは他のサロンの下に埋もれてしまい、ほとんど集客できなくなってしまったのです。
「せっかく掲載料を払ったのに」と、正直がっかりしました。
でもこの経験から、
「人に見つけてもらう仕組みを、他社のプラットフォームだけに頼るのは危うい」
ということを学びました。
その後、私は自分のホームページやブログをコツコツ育てていく方向に力を入れるようになりました。
結果的に、この遠回りが、今も続いている自分の発信力の土台になっています。
すぐに結果が出たわけではありません。
それでも記事を書き続けているうちに、少しずつホームページとアメブロが検索やブログ経由で読まれるようになり、「ブログを読みました」というセッションのお申し込みが入るようになっていきました。
他社のプラットフォームに頼っていたときとは違い、自分の言葉で発信したところに読者がついてくれるようになったことは、その後の自信にもつながりました。
アロマについて発信していたら、初めてのセミナーが生まれた
ブログでは、セッションのことだけでなく、アロマについて自分が学んできたことや感じてきたことも書いていました。
すると、読んでくださっていた方から、
「そんなに詳しいなら、教えてください」
と言われることが増えていきました。
最初から「セミナー講師になろう」と決めていたわけではありません。
ただ自分が好きなアロマのことをブログに書いていただけなのに、それを読んだ方が、
「自分も知りたい」
と言ってくださったことがきっかけで、私にとって初めてのセミナーが生まれました。
発信していたのは、集客のためというより、単純に自分が伝えたかったことです。
それでも、書き続けていたからこそ、目の前に「教えてほしい」と言ってくれる方が現れてくれたのだと思います。
今では、私自身が学び、仕事にしてきた経験をもとに、香りと潜在意識の関係を学びながら、アロマで起業する方法もお伝えしています。
お客様の声から、シータヒーリング講師の道へ
サロンを始めてシータヒーリングのセッションをするようになると、お客様から、
「これ、自分でもできたらいいですね」
「講座はやっていないんですか?」
と聞かれることが増えていきました。
そこで私は、
「確かに、自分でできるようになったら一番いいよね」
と思い、インストラクターとして教える道へ進みました。

目の前のお客様から求められたことに、一つずつ応えていった結果でした。
関連記事:シータヒーリングの資格・講座・料金|仕事にするには?
アロマサロン開業で大切なのは「自分の好き」を知ること
スピリチュアルやアロマを仕事にしたい方から、
「何を仕事にしたらいいでしょうか?」
と相談されることがあります。
そんなとき、私がまずおすすめするのは、自分が本当に好きになれるものを見つけることです。
そして、それは頭で考えているだけではなかなか分かりません。
アロマを学んでみる。
ヒーリングを受けてみる。
興味がある講座へ行ってみる。
実際に人へやってみる。
色々なことを体験する中で、
「これ、もっとやりたい」
「これなら何時間でも話せる」
「誰かに教えてあげたい」
というものが見つかっていきます。
私にとって、それがアロマであり、シータヒーリングでした。
起業というと、すぐに「売上」「集客」「差別化」を考えがちです。
もちろんそれらも大切です。
でも、その前に、
「なぜ私はこれをやりたい?」
「どんな人の役に立ちたい?」
「どんな世界をつくりたい?」
という自分自身の気持ちを知っておく。
そこが、長く仕事を続けるための土台になると思います。

ヒーリングサロンを開業して、一番よかったこと
私がアロマやシータヒーリングを仕事にして一番よかったと思うのは、
自分が心から好きだと思えることをしながら、人の役に立てるようになったことです。
会社員だった頃は、仕事で評価されても、どこか満たされない感覚がありました。
でも今は、自分が学んできたことや経験してきたことが、誰かの人生が変わるきっかけになる。
そんな瞬間に立ち会えることが、この仕事の大きな喜びです。
もちろん、好きなことを仕事にすれば何も苦労がないわけではありません。
不安に押しつぶされそうになった夜も、掲載料を無駄にしたと落ち込んだ日もありました。
それでも、
「これは私が選んだ人生」
と思えることは、とても大きなことでした。
アロマサロンを開きたいなら、最初の一歩は小さくていい
もし今、
「いつかアロマサロンを開いてみたい」
「ヒーリングを仕事にできたらいいな」
と思っているなら、いきなり会社を辞めたり、大きなお金をかけて店舗を借りたりする必要はありません。
まずは、
- 興味のある技術を学んでみる
- 自分自身で体験してみる
- 身近な人にやってみる
- 小さくモニターを始めてみる
- ブログやSNSで自分の考えを発信してみる
そんな一歩からで十分です。
私自身も、一つずつやってきただけでした。
不安に飲み込まれそうになった夜も、集客がうまくいかなかった時期も、振り返れば今の私をつくる大切な経験になっています。
動き始めたからこそ、新しい出会いや「これもやりたい」が見つかることがあります。
最後に|「やってみたい」という気持ちを大切に
「アロマを仕事にできたらいいな」
「自分のサロンを持てたらいいな」
そんな気持ちがあるなら、まずはその気持ちを否定しないであげてください。
最初から、「これで一生食べていけるのか?」まで答えを出す必要はありません。
「ちょっとやってみたい」
という気持ちから始めてもいいのです。
私自身も、アロマが好きという気持ちから始まり、シータヒーリングとの出会いや、うまくいかなかった経験も含めて、想像していなかった方向へ仕事が広がっていきました。
一歩進むたびに、次の道が見えてくる。
そんなふうに、自分の「好き」を大切に育ててみてください。
潜在意識から、自分らしい働き方を見つけたい方へ
「好きなことを仕事にしたいけれど、自信がない」
「本当に私にできるのかな、と考えると動けなくなる」
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この記事を書いた人|長谷川暢子
ヒーリングサロンLe Blanc代表/シータヒーリング®マスター&サイエンス/スピリチュアルアロマ講師。会社員から未経験でヒーリングサロンを開業し、16年間、延べ7,500名以上の方に潜在意識やヒーリングについてお伝えしています。
