「クリスマスの香り」と聞くと、どんな香りを思い浮かべますか?
甘いオレンジやシナモン、温かなクローブ。そして、古くから祈りとともに使われてきたフランキンセンスやミルラ。
実は、クリスマスと香りには深いつながりがあります。
特にフランキンセンスとミルラは、聖書に登場する幼子イエスへの贈り物として知られる香りです。
クリスマスは、華やかなイルミネーションやプレゼントを楽しむだけでなく、一年を振り返り、大切な人や自分自身に感謝する時間でもあります。
今回は、そんな聖なる季節におすすめしたい5つのアロマと、そのスピリチュアルな意味をご紹介します。
クリスマスにおすすめのアロマ5選
| 香り | スピリチュアルなテーマ | チャクラ |
|---|---|---|
| フランキンセンス | 神聖さ・祈り・真実 | 第5・第7 |
| ミルラ | 再生・守護・神聖さ | 第5・第7 |
| シナモン | 豊かさ・喜び・自己価値 | 第2・第3・第6 |
| オレンジ | 喜び・楽しさ・受け取る | 第2・第3 |
| クローブ | 魔除け・情熱・自己愛 | 第2・第4・第6・第7 |
1.フランキンセンス|聖なる夜に「神聖な自分」を思い出す香り

クリスマスにまずおすすめしたいのが、フランキンセンス(乳香)です。
新約聖書には、幼子イエスのもとを訪れた東方の博士たちが、
黄金・乳香・没薬
を贈ったという物語があります。
その乳香が、フランキンセンスです。
フランキンセンスは古くから香として大切にされ、祈りや宗教的な儀式とも深く結びついてきました。

スピリチュアルな視点では、フランキンセンスは第5・第7チャクラと関係する香り。
日常の雑音から少し離れ、自分の内側を静かに見つめたいときに似合います。
クリスマスの夜、華やかな時間を楽しんだあとにフランキンセンスを香らせて、
「私は、本当はどんな人生を生きたい?」
と静かに問いかけてみるのも素敵です。
一年を振り返り、新しい一年へ向かう前に、もう一度「本当の自分」に戻るための香りです。
2.ミルラ|一年の傷を癒し、新しく生まれ変わる香り

フランキンセンスとともに幼子イエスへの贈り物として登場するのが、ミルラ(没薬)です。
ミルラもまた、古代から宗教儀式などに使われてきた樹脂の香り。
フランキンセンスが「天へと意識をひらいていく香り」だとしたら、私はミルラに、もう少し深く自分自身の傷や人生と向き合うようなエネルギーを感じます。
ミルラのチャクラは第5・第7チャクラ。
テーマは、再生、守護、そして自分の中にある神聖さを生きることです。
一年を生きていれば、うまくいかなかったことも、傷ついたこともあります。
それを無理に「なかったこと」にするのではなく、
「それも含めて、私はここまで生きてきた」
と静かに自分を抱きしめる。
そんな時間にミルラはよく似合います。
3.シナモン|豊かさと喜びを受け取るクリスマスの香り
クリスマスらしい香りとして欠かせないのが、シナモンです。
焼き菓子やホットドリンクなど、冬になるとさまざまな場面で登場する温かく甘いスパイス。
香りを感じるだけでも、クリスマスマーケットやイルミネーションの光景が浮かんでくるようです。
スピリチュアルな視点でのシナモンは、豊かさを受け取ることが大きなテーマ。
第2・第3・第6チャクラと関係し、特に第3チャクラの「自己価値」と深くつながります。
豊かさというと、たくさんのお金を持つことだけを考えてしまいがちですが、
誰かからプレゼントをもらうこと。
おいしいものを食べること。
美しい洋服を着ること。
大切な人と笑うこと。
それらもすべて、人生から受け取っている豊かさです。
クリスマスには、
「こんなに幸せでいいのかな?」ではなく、「ありがとう」と受け取る。
シナモンは、そんな喜びを思い出させてくれる香りです。
4.オレンジ|子どものようなワクワクを取り戻す香り
クリスマスにもうひとつ欠かせないのが、オレンジです。
冬のヨーロッパでは、オレンジやスパイスを使った飾りや飲み物がクリスマスの風景を彩ります。
太陽のような明るい色をしたオレンジは、スピリチュアルな視点では喜び・天真爛漫さ・豊かさを受け取ることと結びつく香り。
チャクラは第2・第3チャクラです。
クリスマスを楽しみにしていた子どもの頃を思い出してみてください。
プレゼントは何かな。
ケーキは何かな。
街のイルミネーションを見るだけでもワクワクする。
そこには、
「こんなことをして何になるの?」
という損得勘定はありません。
ただ、楽しいから楽しい。
オレンジは、そんな純粋な喜びを思い出させてくれます。
一年の終わりくらい、頑張ることを少し休んで、好きな人とおいしいものを食べたり、部屋を飾ったり、自分自身を楽しませてあげてください。
5.クローブ|魔除けと情熱を象徴する温かなスパイス
クローブも、冬の香りをつくる代表的なスパイスです。
クローブは花が開く前のつぼみを乾燥させたもの。
甘さの中に力強いスパイシーさがあり、少量でも存在感があります。
スピリチュアルな視点では、クローブには魔除け・情熱・自己愛というテーマがあります。
チャクラは第2・第4・第6・第7チャクラ。
中でもクリスマスに注目したいのは、第2チャクラと結びつく人生を楽しむ情熱です。
「やらなくちゃいけないこと」に追われていると、いつの間にか人生を楽しむことを忘れてしまいます。
クローブの温かな香りは、
「もっと人生を楽しんでもいいよ」
と背中を押してくれるようです。
オレンジとクローブで楽しむクリスマスポマンダー
クリスマスシーズンに有名なのが、オレンジにクローブを挿して作るポマンダーです。
香りのある植物やスパイスを入れたポマンダーは、ヨーロッパで香りを楽しんだり、身を守る意味を込めたりして用いられてきました。
現在では、オレンジにクローブを挿したフルーツポマンダーが冬の飾りとして親しまれています。
スピリチュアルな意味で見ると、この組み合わせも面白いものです。
オレンジ=喜び・豊かさ
クローブ=魔除け・情熱
つまり、不要なものから自分を守りながら、喜びや豊かさを迎え入れる。
まさに一年の終わりと新しい一年の始まりに似合う組み合わせです。

クリスマスにおすすめのアロマブレンド3選
精油をディフューザーなどで香らせるなら、その日の気分に合わせて組み合わせてみるのもおすすめです。
静かな聖夜を過ごしたいとき
フランキンセンス+ミルラ
一年を静かに振り返ったり、瞑想したり、自分の内側へ意識を向けたい夜に。
明るく華やかなクリスマスにしたいとき
オレンジ+シナモン
甘く温かな香りで、クリスマスらしい幸福感のある空間に。
温かくスパイシーな香りを楽しみたいとき
オレンジ+クローブ
フルーツポマンダーを思わせる、冬らしい香りです。
シナモンやクローブは香りが強いため、ブレンドするときは少量から試し、換気をしながら楽しんでください。
香りと一緒に、今年の自分へ「ありがとう」を
クリスマスは、誰かにプレゼントを贈る季節。
でも一年を頑張って生きてきた自分自身にも、ありがとうを伝える日にしてみてはいかがでしょうか。
できたこと。
できなかったこと。
うれしかったこと。
悲しかったこと。
その全部を抱えながら、私たちは一年を生きてきました。
フランキンセンスで静かに自分へ戻る。
ミルラで過ぎた時間を受け入れる。
シナモンで豊かさを受け取る。
オレンジで喜びを思い出す。
クローブで人生への情熱を取り戻す。
クリスマスの香りからのメッセージ
幸せは、特別な何かを手に入れたときだけ訪れるものではありません。
大切な人と笑えること、美しいものを見られること、温かな香りを感じられること。
今ここにある小さな豊かさを受け取りながら、素敵なクリスマスをお過ごしください。
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この記事を書いた人|長谷川暢子
スピリチュアルアロマ講師/シータヒーリング®マスター&サイエンス。16年間、潜在意識やスピリチュアルな学びを伝え、香りを通して魂の望みを生きるためのヒントを発信しています。
