この記事を書いた人:長谷川暢子|スピリチュアルアロマ講師
「なぜか、このアロマだけは苦手」
「みんなはいい香りと言うのに、私はどうしても好きになれない」
そんな香りってありませんか?
アロマには、嗅いだ瞬間に「大好き!」と思う香りもあれば、なぜか避けたくなる香りもあります。
もちろん、香りの好き嫌いには、過去の記憶や体調、香りの強さ、その人自身の嗅覚の好みなど、さまざまな理由があります。
でもスピリチュアルアロマの視点では、もうひとつ面白い見方があります。
それは、苦手な香りが、自分ではまだ見たくない心のテーマを映し出していることがあるという考え方です。
逆に、なぜか惹かれる香りには、今の自分が求めているものが表れていることもあります。
この記事では、苦手な香りと潜在意識の関係、香りから自分の心を読み解く方法、そして無理なくアロマを取り入れるコツをご紹介します。

苦手な香りにはどんな意味がある?
苦手な香りがあるからといって、必ずしも「心に問題がある」という意味ではありません。
香りの好みはとても個人的なものです。
例えば、昔苦手だった人がいつもつけていた香水に似ている、体調が悪かったときに嗅いだ香りを思い出す、単純に香りが強すぎるなど、さまざまな理由で不快に感じることがあります。
だから、
「この香りが嫌いだから、私は○○にブロックがある」
と決めつける必要はありません。
ただ、スピリチュアルアロマでは、香りへの強い反応を自分の潜在意識を知るためのヒントとして見ることがあります。
なぜか嫌。
嗅ぎたくない。
イライラする。
逆に、香りがほとんど感じられない。
そんな反応があったときに、
「この香りが象徴するテーマについて、私はどんな気持ちを持っているんだろう?」
と自分に問いかけてみるのです。
人間関係でも、なぜか強く反応してしまう相手が、自分の中にあるテーマに気づかせてくれることがありますよね。
香りも同じように、自分の内側を見るための鏡になることがあります。
苦手なアロマと潜在意識の関係
潜在意識には、自分では普段意識していない価値観や思い込み、過去の経験などがたくさん蓄積されています。
そして、そうした無意識の前提は、私たちが何を選ぶか、何を避けるか、人や出来事をどう受け取るかにも影響しています。
香りは、頭でじっくり考えるより先に、
「好き」
「嫌い」
「懐かしい」
「なんとなく怖い」
といった感覚的な反応が出やすいものです。
だからこそ私は、香りを「潜在意識への入り口」として使うことがあります。
特に、理由は分からないのに強く苦手だと感じる香りに出会ったときは、香りを無理に好きになろうとするのではなく、
「この香りから私は何を感じる?」
と、自分の感覚を観察してみてください。
苦手な香りから分かるスピリチュアルなテーマ5例
ここでは、スピリチュアルアロマで扱う代表的な香りを例に見てみましょう。
ただし、これは「この香りが嫌いなら必ずこの問題がある」という診断ではありません。
あくまで、自分の心を見つめるためのヒントとして使ってください。
| 精油 | 対応チャクラ | スピリチュアルテーマ |
|---|---|---|
| シナモン | 第2・第3・第6 | 自己価値・豊かさ・喜び・受け取る |
| ローズ | 第2・第4・第7 | 愛・美しさ・自己価値・豊かさ |
| ペパーミント | 第4・第5 | 本音・自己表現・前進 |
| フランキンセンス | 第5・第7 | 真実・ハイヤーセルフ・手放し |
| ジュニパー | 第1・第3・第6 | 浄化・真実・直感・グラウンディング |
シナモンが苦手な場合|豊かさを受け取ることへの抵抗?
例えばシナモン。
シナモンのスピリチュアルなテーマは、豊かさ・自己価値・喜び・受け取ること。
第2・第3・第6チャクラと関係しますが、豊かさというテーマでは特に第3チャクラとのつながりを感じます。
もしシナモンの香りに強い抵抗を感じたら、
「私は豊かさを受け取ることについて、どんなふうに感じている?」
と問いかけてみるのもひとつです。
例えば頭では、
「もっと豊かになりたい」
と思っていても、心の奥では、
- お金を稼ぐのは大変
- 楽をして受け取ってはいけない
- 豊かな人は嫌われる
- 自分にはそれほど価値がない
と感じていることがあります。
もしそうした思いが見つかったなら、シナモンが「あなたには豊かさのブロックがあります」と診断しているのではありません。
自分の中にある豊かさへの考え方に気づくきっかけを、香りがくれたと捉えてみてください。
ローズが苦手な場合|愛や美しさを受け取ること
ローズは、愛・美しさ・自己価値・豊かさを象徴する香りです。
特に第4チャクラ、ハートとのつながりが深い香りとして私は捉えています。
ローズがなぜか苦手なときには、
「私は愛されることや、大切にされることを素直に受け取れている?」
と問いかけてみるのも面白いでしょう。
褒められると否定したくなる。
人から優しくされると申し訳なくなる。
自分を美しいと思うことに抵抗がある。
そんな気持ちが隠れていることもあります。
ペパーミントが苦手な場合|本音を言うこと
ペパーミントは第4・第5チャクラと関係し、特に本音を表現すること、前へ進むことをテーマに持つ香りです。
ペパーミントからのメッセージは、
「言いたい事を言っても大丈夫。」
もしこの爽快な香りに強い抵抗があるなら、
「私は言いたいことを我慢していない?」
「誰かに合わせるために、本音を飲み込んでいない?」
と自分に聞いてみるのもひとつです。
フランキンセンスが苦手な場合|本当の自分へ戻ること
フランキンセンスのテーマは、直感、ハイヤーセルフ、真実、手放し。
第5・第7チャクラと関係しています。
フランキンセンスに抵抗を感じるときには、
「私は、本当はどう生きたい?」
という問いを避けていないか、少しだけ感じてみてください。
人から期待される人生と、自分が本当に望む人生が違うとき、そこに葛藤が生まれることがあります。
⇒ フランキンセンスのスピリチュアルな意味・効果を詳しく読む
ジュニパーが苦手な場合|見たくない真実がある?
ジュニパーは、第1・第3・第6チャクラと関係し、浄化・真実・直感・グラウンディングをテーマに持つ香りです。
メッセージは、
「真実を観る第3の眼が開く時。」
もしジュニパーが強く苦手なら、
「本当はもう分かっているのに、見ないようにしていることはない?」
と問いかけてみるのもいいでしょう。
答えを無理に出す必要はありません。
ただ香りをきっかけに、自分の感覚へ意識を向けてみる。
それだけでも十分です。
苦手だった香りが「いい香り」に変わることもある
私が長年、香りを使ったセッションや講座をしてきて面白いと感じていることがあります。
それは、同じ香りなのに、その人の状態によって香りの感じ方が変わることがあるということです。
以前、セッションの最初に香りを嗅いでもらったとき、
「雑巾みたいな匂いがします」(笑)
「よく分かりません。あまり香りがしません」
と言われたことが何度もありました。
ところが、自分の感情や思い込みと向き合ったあと、もう一度同じ香りを嗅いでもらうと、
「あれ?いい香り」
と感じ方が変わることがあるのです。
もちろん、すべての人に起きるわけではありません。
でも私はこうした体験を何度も見てきて、香りの感じ方と、そのときの心の状態には面白い関係があると感じています。
そして大切なのは、苦手な香りを無理やり好きになることではありません。
苦手な香りは無理して使わなくてもいい
旧記事では、「苦手な香りこそ1本使い切ってみましょう」とおすすめしていました。
今は、そこまで無理をする必要はないと考えています。
香りを嗅いで気分が悪くなったり、強い不快感が続いたりするなら、いったん使うのをやめてください。
スピリチュアルな意味を探すために、自分の感覚を無視する必要はありません。
もし「少し苦手だけれど、なぜか気になる」という程度なら、
- 香りを弱くしてみる
- 好きな香りとブレンドする
- アロマストーンなどでごく軽く香らせる
- しばらく時間を置いてから、もう一度嗅いでみる
くらいから試してみてください。
「苦手なのに克服しなくちゃ」ではなく、「この香りから私は何を感じるんだろう?」
くらいの軽さで向き合うのがおすすめです。
逆に「大好きな香り」が教えてくれること
苦手な香りだけでなく、なぜか無性に惹かれる香りにも注目してみてください。
私は、大好きな香りや突然気になり始めた香りには、そのときの自分が求めているテーマが映し出されることがあると考えています。
例えば、今まで特に好きではなかったローズが急に好きになった。
フランキンセンスばかり嗅ぎたくなる。
なぜかオレンジが心地いい。
そんなときには、
「この香りの何に、私は惹かれているんだろう?」
と考えてみてください。
ローズなら愛や自己価値。
フランキンセンスなら真実や本来の自分。
オレンジなら喜びや楽しさ。
自分の心が今求めているものに気づくヒントになるかもしれません。
好きな香りと望みを結びつける
心地よい香りを感じている時間に、自分の望みを思い描くのもおすすめです。
例えば、好きな香りをゆっくり感じながら、
「私は本当はどうなりたい?」
「どんな毎日を生きたい?」
「何をもっと受け取りたい?」
と自分に問いかけてみます。
大切なのは、「この香りを嗅げば願いが自動的に叶う」と考えることではありません。
香りをきっかけに、自分の心を落ち着かせ、本当に望んでいることへ意識を向けるのです。
そして、その望みに合う選択を少しずつしていく。
私は、そんなふうに香りと潜在意識を組み合わせて使っています。
苦手な香りも、大好きな香りも「自分を知る入口」
香りの好き嫌いに、ひとつの正解があるわけではありません。
苦手な香りには、単純な嗅覚の好みや過去の記憶が関係していることもあります。
でも、ときにはその反応の奥に、自分でもまだ気づいていなかった感情や価値観が隠れていることがあります。
だから、苦手な香りに出会ったら、
「嫌いだからダメ」
ではなく、
「私はこの香りから何を感じている?」
と少しだけ自分に問いかけてみてください。
そして大好きな香りに出会ったら、
「今の私は、何を求めている?」
と感じてみる。
香りは、自分の中にある答えを教えてくれるものではなく、自分の内側にある答えへ近づくためのきっかけなのだと思います。
今のあなたに響く香りを見つけてみませんか?
今なぜか惹かれる香りには、あなたがこれから目覚めさせたい魅力や、心が求めているテーマが表れることがあります。
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この記事を書いた人|長谷川暢子
スピリチュアルアロマ講師/シータヒーリング®マスター&サイエンス。16年間、潜在意識やスピリチュアルな学びを伝え、香りを通して魂の望みを生きるためのヒントを発信しています。


